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  3. シール作業を60%まで削減した MJM Marine 社の事例

「貫通部に関わる作業を60%まで削減しました」

アイルランドにある MJM Marine 社の Jonathan Parks 氏 (シニア・コンストラクト・マネージャー) は、乾ドックでクルーズ船の作業をする時に初めて Roxtec Transit Build™ を利用しました。 このソフトウェアは、配線・配管貫通部を管理するのに素晴らしいツールだと彼は考えています。 貫通部に関わる作業を60%まで削減できました。   

「ソフトウェアを利用すると、貫通部を特定しその場所を把握するのがとても簡単です。信号のような色分けシステムで、黄色が準備中、赤が問題あり、緑は施工済みかつ検査済みであることが分かります。 アプリを使うのは得意ではありませんが、このシステム最初から簡単に使えました。」

Jonathan Parks 氏が、Roxtec Transit Build™の導入前の作業方法について説明してくれました。 まず、図面に貫通部の印を付けるために設計者を船内へ連れてくる必要がありました。 次に、図面を印刷し、Excelシートに写真をアップロードし、船級の認証取得のためにバインダーに入れ、、貫通部のラベルを作成していました。 導入後は、ラベルを切り取って貫通部の横に貼り付けたり、図面に手書きをする作業がなくなりました。 貫通部のラベルをスキャンし、写真を撮ってスマートフォンから直接アップロードするだけです。

シームレスな効率性

導入後初めての配線・配管貫通部の作業をある程度記録できた段階で、Parks 氏は顧客にオンライン文書へのアクセスを許可しました。

「シームレスに共有ができ、顧客も満足していました。 顧客がアクセスできた時、これ程簡単に機能し情報を共有できることに顧客も驚いていました。同じ情報をEメールで送信したり、大量の文書を送ることに比べるととても簡単です。 作業を記録するのにボタンを押すだけなのです。貫通部番号、写真番号、写真を手動で挿入し記録していく方法とは大違いです。」

他のプロジェクトでも Roxtec Transit Build™ を引き続き利用したいですか?

「もちろん使います。」と Jonathan Parks 氏は答えます。 「さまざまな段階でレポートを簡単に作成できるため、未処理の貫通部の数、作業中の貫通部の数、施工済みの貫通部の数をいつでも顧客に報告することができます。 以前行っていたやり方だと、乾ドックでその作業を行うことは非常に困難でした。 また、履歴情報があるのもいいですね。 5年後には、改修のために手を入れます。 貫通部がどこにあるか、どのタイプの貫通部かを正確に把握できるようになりました。」