NEIFCA が所有するユニークな船「North Eastern Guardian IV」を建造した造船会社 Parkol Marine 社は、艤装工事の仕様に Roxtec の貫通部シール製品を指定しました。 この政府出資による船舶は、英国北東部海域における海洋生態系の保護と漁業規制順守を確保する上で重要な役割を担っています。
漁業取締、海洋監視、環境調査業務向けに設計された本船舶には、高度なシステムとインフラが統合されています。 このインフラには、アルミニウムや鋼鉄の構造材を通る電気配線や貫通部の密閉材も含まれます。 本プロジェクトでは、厳格な防火・安全基準を満たすために A 級耐火の性能を持つ貫通部シール材が必要でした。 認証を受けている Roxtec の貫通部システムは、その要件を上回る性能を持っていました。
シール製品とソフトウェアで得られる安心感
Parkol Marine 社が信頼を置く Roxtec は、常に優先的に選びたいサプライヤーです。 多くの実績に裏付けられた信頼性と認証された保護性能により、同社の新造船や修繕プロジェクトでは一貫して Roxtec シールを使用しています。
「私たちの造船所では、製品の品質と信頼性を評価し、以前から Roxtec 電線・パイプ貫通部シール を標準仕様として採用しています」と Parkol Marine 社の電気設計マネージャー、Ben Hogarth 氏は話してくれました。 「高品質で認証された Roxtec シールを取付けると、完工後も長期にわたり保護要求を満たせると同時に、将来変更を加える際にも容易に対応できるという安心感を得られます。」
「 また、貫通部の設計や必要資材を発注する際には、Roxtec Transit Designer™ が非常に役立ちました。貴重な設計時間をセーブし、使用する貫通部製品のサイズ間違いを防止できました」と Ben Hogarth 氏は言います。
有益だった施工作業
Roxtec 製品の施工は問題なく完了しました。 施工担当者からは、製品が扱いやすく、大幅な作業時間短縮と資材使用量の削減につながったとの報告がありました。 組立て式の仕組みとその柔軟性により、Roxtec シールは複雑なエリアでも効率的な施工を行うことができます。
実績に裏付けられた長期品質
本船を保有し運航も行う北東沿岸漁業保護機関「NEIFCA」の主任エンジニアである Peter Stevenson 氏は、Roxtec シールの信頼性と使いやすさを強調し、「取付けたら後は忘れる」ソリューションと評しています。 同氏は、以前 Roxtec の貫通部を取付けた船舶を例に挙げてくれました。 貫通部は取付けから 17 年経過していましたが劣化や問題の兆候は見られず、その船は現在ではポーランドで新たな役目を果たしています。
高品質で認証された Roxtec シールを取付けると、安心感が得られます。
Roxtec が選ばれる理由
- 認証された高い保護性能
- 優れた製品品質と長い耐久年数
- 施工時間の効率化
- 代替ソリューションと比較して資材使用量削減
- 将来の修繕や改修工事に備えた予備スペース
プロジェクト詳細
プロジェクト
英国における漁業取締船の建造
プロジェクト関係者
船主 - NEIFCA (北東沿岸漁業保護機関)
建造・施工 - Parkol Marine Engineering 社
用途
電線貫通部のシール密閉処理
シーリング要求
A 級耐火性能
水密性能
Roxtec 製品
Roxtec S 貫通部、Roxtec RS シール

