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線路沿いの設備機器を保護する方法

線路沿いの設備機器を保護する方法

線路沿いのシェルター、制御盤、キュービクル、架線塔には、電力・信号・通信に関わる重要な設備機器が収められています。 これまで、この重要設備を水や塵埃の侵入、鼠の被害から確実に守ることは簡単ではありませんでした。 幸い現代の鉄道技術には、配線貫通部をシール処理する全く新しい工法があります。

鉄道インフラへの大規模な投資が続く中、シェルター、制御盤、キュービクルを確実にシール処理できる新工法を開発、採用、設計することは極めて重要な課題となっています。 現代的で実績もある新技術は鉄道業界で確実に広がりつつあります。 鉄道事業者は、高価な設備や高度なシステムを最高レベルの安全基準に従って保護することを望んでいます。そして、制御盤やキュービクルのメーカーは、信頼できるパートナー企業としてその要望に応えようと努力しています。 シール処理には、その安全性と同時に費用対効果の高さ、扱いやすさも求められます。     

持続可能なシーリングソリューション

現在の鉄道業界は、技術的により優れた配線・配管貫通部シール (その多くはメカニカルな貫通部ソリューション) を新たな標準として採用する傾向にあります。 このタイプのシーリングソリューションは、ケーブルをしっかり把持しながら、複数のリスク要因への認証された保護を提供します。 また、様々な外径の配線や配管に対応でき、将来の増設や改修工事にも備えたデザインになっているので、長期的なコスト効率を高めることができます。 

鉄道事業者と制御盤メーカーは、故障やダウンタイムを回避し安全かつ安定的な運用を維持するため共に努力しています。主要なシーリングサプライヤーは、そのことをよく理解し、 専門家としてのサポートや設計サービスも提供しています。 

ケーブルグランドより効率的な工法

一つの引込口から終端処理を施したコネクタ付きケーブルを何本も通すことができる工法なら、作業時間短縮と面積効率向上につながります。 従来型のケーブルグランドと比較するとわかりやすいです。グランドの場合は配線するケーブル毎に穴開けをするため、よりスペースを必要とします。また増設配線の際には新たな穴開けも行われます。 シェルターや制御盤の筐体に設けた開口部は、潜在的な浸水経路であることを忘れてはいけません。 

持続可能な鉄道技術、駅、鉄道システム・機器の分野で世界をリードする研究組織や企業は、この種の新しいシーリング工法が水、湿気、振動から保護するのに最適であることを知っています。 

今こそ、線路沿いの制御盤筐体のシールを見直す時ではないでしょうか?  

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