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シドニーの鉄道変電所の安全なシール

シドニーの鉄道変電所の安全なシール

シドニー(オーストラリア)では、鉄道網の電気のインフラ環境を新たにアップグレード中です。 事業主は、新規および既設の牽引動力変電所にRoxtecのシーリングソリューションを採用するよう指定しました。

輸送システム開発のニューサウスウェールズ交通と鉄道経営のシドニートレインズは、電力供給向上プログラムを行っています。エアコン付きの新車両へ適切に電力を供給し、運営の信頼性を向上させ、稼働停止のリスクを軽減したいためです。 そこで、大規模プロジェクトでも心強いパートナーとして対応でき、防火および浸水保護の性能を併せ持つケーブル貫通部のシーリングをカスタマイズできることから、Roxtecのシールが指定されました。

より優れたシーリングのニーズ

以前に建設業者は、耐火規格セメント製品と防火ピローを使って変電所の38mmケーブル用飛び込み口をシールしようと試みたことがありました。 しかし、全ての変電所は防火仕切りだけでなく、雨や湿気に対するIP等級のバリアも備えている必要があります。 水漏れはトランスやスイッチギアに損傷を与える可能性があり、鉄道の停止、遅延また安全上の危険の原因となるからです。

広範なサポート

Roxtecは新たに立ち上がったプロジェクトの早期設計段階から既存の牽引動力変電所の改修作業に関わる全ての業者をサポートしました。 Roxtecの設計チームは詳細な要件に応えるため、拡張フリンジ付きステンレス製Roxtec GHフレームと、ケーブル配線済み変電所向けに開閉可能なRoxtec GOHフレームをカスタマイズ設計しました。 左右非対称に工夫を凝らした貫通部フレームを1つ設計して、10種類の開口部に使われました。

内部および外部のシールにより、断熱材なしで耐火要求を満たすことに成功
Jörgen Landqvist - Roxtecシニア設計エンジニア

将来のニーズにも柔軟に対応可能

Roxtecの一つのソリューションで、ニューサウスウェールズ交通はケーブル把持を確保しつつ火災や浸水など複数の危険に対して変電所を保護することができました。 将来の予備スペースも、今後必要になった時に活用することができます。 セメントを使用した場合には困難な変更やケーブル追加も、Roxtecの貫通部製品なら変電所のライフサイクルを通じて開閉ができるのでいつでも対応ができます。

ロクステックを選ぶ理由

  • 認証済みの耐火性および防水性

  • 実証済みのケーブル把持力

  • 個別の設計上の課題に応えるカスタマイズソリューション

  • 効率的な改造を実現する開閉可能ソリューション

  • 将来のアップグレードに備えた予備スペース

Project facts

Project description

Power Supply Upgrade Program for Sydney’s rail network in New South Wales, Australia

Involved companies

Owners: Transport for NSW and Sydney Trains. Design and engineering: AECOM, BECA and others. Contractors and installers: Downer Group, RCR Tomilison, Abergeldie, Zinfra and others

Applications

Sealing of rectifier cable entries in new and existing traction power substations

Sealing requirements

Fire rating 2 hours,
IP 65 rating,
Cable retention,
Spare capacity